第Ⅰ章 プロローグ

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やがて涙は出なくなった。 同時に また俺の心にぽっかりと穴が開いた。 埋まることの無いその空間を 俺は探すために立ち上がる。 そして一歩踏み出していく。 大切な何かを失い 心の隙間を埋めるために 前へと進んでいく――
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