46人が本棚に入れています
本棚に追加
カーテンの隙間から射す光で目が覚める…
マリスに起こされないで起きるなんて珍しい事もあるんだなぁ…
そう考えていると、さっきの夢を思い出す…
軽く頭を横に振りさっきの夢を忘れようとする
こんな時はさっさと着替えて薬草を採りに行こう果物も忘れないようにしないとね
クゥも連れて行かないと寂しがるよね
そう考えながらパジャマから私服に着替え部屋の扉を開けるのと同時にパンの焼ける良い香が下の階からする…
僕が階段を降りると大きな犬の妖精クー・シーが嬉しそうに僕に近づいて来る。
僕はクゥの頭を撫でてやり釜戸の前でパンの焼き加減を見ている身なりのキチンとしたブラウニーのマリスに声をかけた
「おはよう、マリス今日も良い天気だね」
突然、後ろから、しかも普段は寝ているはずの僕の声に驚いた様に振り返るマリス
マリス「ロゼ様…早起き何て珍しいですね?」
そう言いながら微笑むマリス
最初のコメントを投稿しよう!