台本通りの人生

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人はこの世に生まれる前に前世があるとゆう しかしそれはあるとゆう、ではない あるのだ 信じないのなら君はこのページで読むのをやめたほうがいい 意味がないのだから 前世では動物やら人やらと、もちろん人それぞれ違うだろう 前世で人を殺した人は現世で人に殺される側で生まれてくる 前世で人を苦しめてきた人は現世で人に苦しめられる それを因縁とゆう 因縁とは恐ろしいのだ 前作『おとんとおかん』でも言ったが 親を苦しめてきた子供は将来自分の子供に苦しめられてしまうのだ 要は悪いことはしてはいけないとゆうこと しかし悪いと思っていてもしてしまう、それが人間だ とても可哀想な生き物なのだ 来世になった時に悟りをひらくだろう、そう痛いめにあって それか因縁を恐るなら、今のうちでも遅くはない 生きているうちに徳をつむことである、人に喜ばしの行いをするのである 自然と因縁は消え、いい人生が待っているだろう 昔聞いたことがある 人は前世で次生まれ変わる時の人生、それをすべて台本に書いていると 私たちはその台本通りの人生を無意識に歩んでいると 借金を抱え、人に傷つけられ裏切られ、不幸な人生を歩んでいる人もたくさんいるだろう 全て台本通り、それと己の徳のつみかたが足りないのだ きっと前世で悪い因縁を引きずっているのだろう しかし台本通りといっても生きてるうちに沢山の選択肢がでてくる よく道でつまづいた人一度はあるだろう 「楽な道と辛い道があんたの前にあったらな、迷うことあらへん、辛い道を選び」 よくばあちゃんにゆわれていた しかし私も辛い道よりも楽な道にホイホイと足を運んでしまう 「わぁ楽や楽や、あのクソババア何眠たいことゆうとんねん」 とスキップしていたら 気がついたら目の前が崖だったなんてことはよくあった 必ずしもいいことがあるとは限らない しかし辛い道を歩んで後悔はしないはずだ、なにかしら成長をしたりそこで掴むものもあるだろう 私は台本通りの人生など信じない 自分の人生は自分で開き、その評価が来世に活かされていると思っている
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