東京乱舞

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「ふぁ~…別にどっか遠くに行くわけでもねぇのに心配しすぎだよ…母さん…」 「なによっ!!心配してたのよ!!」 「うっ…」 涙をためている薫をみるとなにもいえない剣路であった。 「緋村さん!!」 「署長さん!?」 「あ、薫さん、剣心さんは…」 「ここでござるよ、なにかあったのでござるか?」 「今朝方、京都より都姫さまから連絡が入りました」 それを聞いた剣心ははっと眼を見開く。 「都…姫?ってだれ?」 薫が訊ねると剣心はただただほほえんでいた。 「すまぬが薫殿、剣路、雛菊  。席を外してもらえぬか…」 「え!…わかったわ…」
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