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「よう、樹梨亜とヒナギク」
樹梨亜はビクッと跳ねた
「うっ」
「マンボ」
アホな相槌を入れてみる
「正宗あんた…その子誰?」
「私、正宗君の彼女なんで…」
「ただの妹だから!!」
「妹っていうか、義妹」
「…余計な事を言うな」
「昨日も寝られなかったな~」
「正宗君…兄妹で変な事しちゃうような人だったんだ」
「勘違いするな、こいつは昨日ベランダで…」
「お兄ちゃんに調教されてた」
「馬鹿野郎っ!!」
「私、ちょっと先行くわ」
ヒナギクは走り去って行った
「正宗君…」
樹梨亜も後を追った。
「お兄ちゃんモテモテだねぇ」
「お前だけにな」
「ほら、学校に着いたよ」
「見ればわかるっつうの」
「ここ、私の母校なんだよ!!」
「俺もだけどな」
どうやら結花は、久しぶりの日本の学校に興味心身らしい。
まぁ、今まで外国にいたんだもんな。
「さて、教室に向かいますか」
「うん」
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