蒼神のゲーム

5/11
前へ
/374ページ
次へ
「よう、樹梨亜とヒナギク」 樹梨亜はビクッと跳ねた 「うっ」 「マンボ」 アホな相槌を入れてみる 「正宗あんた…その子誰?」 「私、正宗君の彼女なんで…」 「ただの妹だから!!」 「妹っていうか、義妹」 「…余計な事を言うな」 「昨日も寝られなかったな~」 「正宗君…兄妹で変な事しちゃうような人だったんだ」 「勘違いするな、こいつは昨日ベランダで…」 「お兄ちゃんに調教されてた」 「馬鹿野郎っ!!」 「私、ちょっと先行くわ」 ヒナギクは走り去って行った 「正宗君…」 樹梨亜も後を追った。 「お兄ちゃんモテモテだねぇ」 「お前だけにな」 「ほら、学校に着いたよ」 「見ればわかるっつうの」 「ここ、私の母校なんだよ!!」 「俺もだけどな」 どうやら結花は、久しぶりの日本の学校に興味心身らしい。 まぁ、今まで外国にいたんだもんな。 「さて、教室に向かいますか」 「うん」
/374ページ

最初のコメントを投稿しよう!

66人が本棚に入れています
本棚に追加