3726人が本棚に入れています
本棚に追加
そう言ってニコラは空へ飛び、宙に浮いた。
ニコラはそのまま校舎を離れて、校庭の真ん中に移動した。
一般人は全員逃げたらしく、誰もいなかった。
三人も校庭に移動し、影宮とも合流した。
「あれが今回の敵?」
影宮はニコラを見上げて言った。
三人は頷き、討魔は速攻を仕掛けた。
討魔は炎の推進力を使ってニコラの所まで跳んだ。
「空中じゃ自由に動けねぇだろ」
ニコラは討魔の攻撃をかわし、杖で討魔を地面に殴り付けた。
討魔は地面に激突した。
だが討魔はまたニコラに向かって跳んだ。
ニコラもまたかわして殴る。
何度も何度も、討魔は跳んだ。
「そんな真っ直ぐバカは嫌いじゃねぇけどよ
何回もやられるとさすがにイラつくんだっつーの!」
ニコラは跳んできた討魔の腕を掴んで地面に殴り付けた。
最初のコメントを投稿しよう!