第2話 魔眼の少女

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「お前……何が言いたい?」 オズは、少しずつ後ろに下がった。 ホーテは、相変わらず笑いながら言う。 「ソコにいる、破壊者の殺害が、俺の目的さ」 オズはその時、初めて気がついた、まだ休み時間なのに誰一人として廊下にいなかった。 「人払いだよ、今この廊下一帯は、君達しかいない…」 ホーテは、言い終わると同時に右手を突き出し、魔法を唱える。
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