第2話 魔眼の少女

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その瞬間、オズの左手が黒い炎の様な物に包まれた。 「な……何だコレは!?」 ホーテが一瞬だけ見せた動揺、ソレだけでオズは、充分だった。 ―――刹那―― オズは、ホーテのフトコロに入ると黒い炎の手で、ホーテを殴り飛ばす。 「……お…お前、その…力」 ホーテは、口から血を流しながら壁に持たれかかるように立ち上がったが、 「チッ……もう…時間か、」 ホーテそう言うと、煙りの用に消えてしまった。 「オズ~ドコにいるのー!!」 人払いの魔法が無くなったのかアリスが廊下からでてくる。
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