第3話 黄金のリンゴ

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「……で…どうする?」 次の日、教室で弁当を食べながらアリスは、そんなこと聞いてきた。 「……アリス、お前…なぜ俺、弁当食べてるだ?」 オズが呆れながら言うと、アリスは、別にいいじゃないっと言って弁当を食べ続けていた。 「……あの~すいません…」 急に後から、声が聞こえたので振り向くと、そこには白髪のクラスメートが立っていた。 「あら?…ユダ君だったけ、何か用かしら?」 アリスは、オズの弁当を食べ終わると、ユダっと言う少年に話しかけた。 「…黄金のリンゴを探してるって本当ですか?」 ユダが、急にそんな質問をしてきた。
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