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「……死にな…負け犬」
次の瞬間ユダは、地面にケロベロスを叩き付けた。
ケロベロスは、叩き付けられた後、足を引きずりながら逃げて行った。
オズは、その時初めてユダの姿の違和感に気付いた。
「……ユダ、お前…」
ユダのこめかみ近くから、二本のツノが生えていた。
「…『解除』」
ユダが落ち着いた声で言うと、ツノは火の粉の用に燃えて、無くなってしまった。
「……はは…どうだったかな?」
ユダは、苦笑いをしながら聞いてきた。
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