第3話 黄金のリンゴ

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「……えーと…それは、…」 ユダは、下を向いたまま黙ってしまった。 「そうか!!!!そうよ!!!」 するとアリスがいきなり、太陽よりも眩しい笑顔で喋りだした。 「な…何がですか?」 白雪が少し驚きながら聞いてきた 「フレーズよ、フレーズ」 「???」 オズ達は、アリスが何を言いたいのかわからずに、首をかしげた。 「ユダのフレーズよ!!『召喚』って言うより、『変身』って言った方が、カッコイイわよ!」 「…………」 「な‥何よその顔は…」 オズの、呆れた顔にパンチを入れた後、アリスは、ユダに話しかけた。 「わかったかしら、ユダ次そのカードを使うときは、絶対に『変身』って言いなさいよ!」 そう言うとアリスは、倒れてるオズを引っ張って歩き出した。
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