第3話 黄金のリンゴ

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「…ソレだけですか?」 ユダは、顔を下に下げながら小さな声で聞いた。 「他に何か、あるの?」 アリスが、不思議そうに聞いてきた。 「だって!!――― ユダが、喋ろうっとしたとき、奥から大きな爆発音が聞こえてきた。 「!?――人が二、三人が、コッチへ来ます」 白雪は、音の鳴る方に目をこらしながら、小さな声で話す。 「あーー!!どうしよう?隠れる場所は、どこよー」
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