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「今すぐに逃げなきゃ駄目だ駄目だ!!!」 私は頭の中で聞こえた声に従順に従い、速やかにメビビレを抱えて駆け出した。 水の中から不思議な不思議な神様が現れた。 「ねひへははひははふふはひぬぬぬぬぬ」 かみさまはおかしいな! ビックリゲロゲロー。私は又しても嘔吐してしまった。汚物を再び口から飲み込む。 かみさまは斧をもっているぞ、綺麗だ、すっごくギラギラしている。 正に、殺意だ…。 なんでにげんの? メビビレ「ねえ、雲、」 黙る。黙って走る。それだけしてくれれば、私の安全は保証されるのだから、走ればいい。
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