涙の味

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その日も私は [あなたに会うため]に学校へ行く 渡り廊下にあなたを見つけて 足取り軽く あなたのそばに… でも、あなたの隣には すでに 女の子がいた 『…え?』 驚きのあまり 口から声が漏れる。 あなたと女の子は 仲良く手を繋いでいて 目頭が急に熱くなってきた 温かいものが頬をつたう 『ひどいよ…』 こんなに期待させて 彼女いるなんて言ってなかったし 何の為に私に話しかけてきたの? ひどい… ひどいよ…
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