愛が狂気に変わる時

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『…え゛っ……?』 ずぶりと刺さったカッターを伝い、生暖かい液体が私の手へ流れる。 一気に鉄の匂いがあたりを包む 『痛い…痛いよ…』 そう。 もっと苦しめばいい それより私は苦しんだ 悲しかったよ つらかったよ 私はさらに強くカッターを刺す 『う゛っ…』 憎しみを込めて強くえぐる 周りはもう血の湖だ とうとう、女は力なく倒れた。 やった…やったよ… あなたのために頑張ったよ…
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