私だけを…

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『ねぇ…』 ょびかけても一向に振り向かないあなた。 『ねぇ…』 あの女のもとから離れない。 『ねぇ…』 私を見てよ… 邪魔者はいない。二人で一緒にいようよ 『なんで…』 あなたが口を開いた。 『え?』 『なんでこんな事をしたのか訊いてるんだっ‼』 なにを言っているの? 『ひどいよ…』 あなたはまたうつ伏せになって泣いていた 『だって…あの女は私達を邪魔したんだよ?』 『ふざけるなっ‼この…人殺し‼』 『っ⁉』 ヒトゴロシ…? あなたの為にやったのに? ひどいよ…
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