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淡い季節
いつもの道
いつもの公園
いつもの交差点
いつもの曲がり角
何もかもが違う
そう、違うんだ
君という存在が大きすぎて
君という色に染まりすぎて
どうして俺は君を愛することができた?
どうして君は俺を愛することができた?
そんなのいくら考えたって答えなんかでないさ
愛はするものじゃなく訪れるもの
そしていつかははかなく散るもの
そんなことは考えず俺は君一色に染まっていった
永遠だと思っていたんだ
一人じゃ広すぎて二人ではちょっと狭いこの部屋を今日出ていくことにしたよ
入りきらないほどの君との思い出をつめこんで
君と歩いたいつもの道は色が消えてなくなったみたいだ
まるでモノトーン。。。
君が俺の周りを色づけしてたんだね
もっと早く気付けばよかった
もっと深く愛すればよかった
たまに感じるんだ
君の優しい色が僕を暖かく包み込むのが
君は今も空の上から俺のことを見守ってくれているのですか?
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