始まりの種

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南君の一言に皆さん驚いた顔をしています。 僕もその一人なわけで… 「え?ライカ、お前何言うて…」 「ですから遊佐先生、と。そうですよね?先生。」 口元を軽く手で隠して微笑む南君。 なんて色気のある子なんでしょう… とても年下には思えません。 見透かされているようで…なんだか顔が熱くなってしまいます。 「はい…//」 うっとりとした僕が突き刺さるような視線を感じて目を向けると、あの関西弁の彼がすごく怖い目で僕を…いや、南君をかな? 見ていました。 おかげで我に返れました。 ありがとうございます、関西弁君。 では、気をとり直して! 自己紹介をしましょう。
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