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(2人の話が一段落着いたと感じ)
リ「雅本当なの⁉東宮家とは血の繋がりはないの⁉」
雅「いいえ、東宮家とも血は繋がっているわ」
青・リ「どういう事⁉」
(2人の様子を見て微笑み)
雅「お兄様もご存知なかったのね。きちんと説明するわ」
リ「お願いするわ」
雅「私の実のお母様の旧姓は東宮。私の今のお母様の双子の姉なのよ。」
リ「つまり青山も東宮家の人って事なの⁉」
雅「ええ、一応お兄様も形だけは東宮家の人なの。」
青「じゃあ何故養子が俺ではなく雅だったんだ⁉」
雅「理由は分からないけど東宮家の後継者は代々女性なんですって。だけど妹夫婦は子供に恵まれなかったの。だから何処からか養女を迎えなければならなかったの。」
青「だから雅が⁉」
雅「ええ。全くの他人を養女に迎えるより東宮の血をひいた姉の子供である私を養女として迎えた方が良いからって。」
リ「そうだったの。」
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