さくらのハンカチ
2/3
読書設定
目次
前へ
/
63ページ
次へ
「あっ!」 彼女を見送り、山を降り始めた僕は気付いた。 「ハンカチ……」 涙を拭うために彼女が貸してくれたハンカチを、僕はまだ握ったままだった。 ―薄いピンク色で桜の刺繍が施してあるハンカチ― 優しい色のそのハンカチは、彼女が持つふんわりとした雰囲気にとても似合っていた。 そういえば名前も訊いてない…… もしも、また逢えるなら…………
/
63ページ
最初のコメントを投稿しよう!
21人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
312(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!