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彼の指が素肌に触れ僕は、ビクリと身体を震わせた。
彼を好きあって初めて僕は、彼と重ねる。初めてのことで嬉しさと不安がよぎった。
既に僕は、素肌を晒しベッドに沈んでいる。それを真剣な眼差しで見ている彼に僕は恥ずかしさに赤面した。
「…あんまり、見ないでよ…。
恥ずかしい…」
僕は、シーツを引き寄せる。その姿を彼は、微笑みながら見て優しく僕に口付ける。
「んっ…ふぅ…あっ…ふっ」
彼の舌は、僕の唇を割って入り口腔を蹂躙し舌を絡める。
クチュ…クチュリと水音が鳴った。
彼に抱き着きながら懸命に応える。
長い時間それを楽しむとゆっくりと彼は、離れた。
「可愛い君がやっと俺のものになるんだ。
見とれて当然だろ?
そんなシーツに隠れてないで俺に君をよく見せて」
スルリと彼は、僕からシーツを外す。
白い肌と男にしては、細い肢体がまた露になった。
胸にある飾りがその性で紅く綺麗に色付いて目立つ。
「可愛い果実。
食べたくなるくらい」
彼は、胸の飾りを口に含みもう片方に手を伸ばし指の腹で捏ねた。
「…あっ、ん…やだ…」
ペロペロと彼は、僕の飾りを舐めたり甘噛みする。
それが僕を何故か変な気分にさせた。
「起ってる」
彼は、飾りから口を離すと呟いた。
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