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呟きにも似たトモエの言葉に、サルサは首を振った。
「旦那さんはトモエを嫌ったりなんかしないニャ。
毎回トモエにお説教されても必ずオトモに連れていくのが証拠ニャ。
二人共、お互いが相手のことを思ってるのに伝わらないないのは、まだ十分な時間を一緒に過ごしてないからニャ」
「そう…かニャ」
「旦那さんはやればできる子ニャ。
いつかトモエの前のご主人みたいに強くなる日が来ると思うニャ。
でも旦那さんは旦那さん。
どう頑張っても叱られて成長するタイプじゃないと思うニャ」
サルサは悪戯っぽくが笑った。
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