旦那さんという人

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「褒めて育てるにしても、どこ褒めたらいいニャ…。 敵のど真ん前で回復薬を飲むその勇姿素敵! とか?」 「どんなイヤミニャ。 無理に褒めなくてもいいニャ。 旦那さんと狩りをしてれば、いつか旦那さんの良いところがわかるはずニャ」 「良いとこ…」 うーん、とトモエは唸る。 「まっ、とりあえず旦那さんと一緒に狩りを楽しめばいいのニャ」 サルサはそう言うと、話は終わりとばかりに、ホウキを取り出しキッチンの掃除をし始めた。 トモエは黙ってそれを見つめていた。 .
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