学園へ

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二人は学園長室に転移し、学園長はレオンにソファーに座るよう促した 「さてレオンくん、早速だか君には特待生としてSクラスに入ってもらう」 「特待生で…ですか?」 レオンはそう学園長に聞き返すと 「そうだ、君は【蒼炎の騎士】なんだから問題はないだろう?問題があるとすれば魔力のほうだが…君は完璧に抑えてるから正体を怪しまれることはないだろう」 「たしかに抑えてますが、授業で魔武器精製とかしますよね?それなりのものを造りたいので少し解放しますよ?」 「……まあ大丈夫だろう。魔力が多くても特待生だからって事で騒ぎにはならないと思う」 学園長はレオンの発言に少し困った顔をするとそう答えた 「特待生って言っておけば、同じ特待生は騙せないかもしれないけど他の生徒は納得するはずだよ」 「わかりました。服装はどうなるんですか?」 「この特待生用のローブを着ていれば何を着ていても構わないよ」 そういって学園長は白い生地に赤いラインがはいったローブを渡した 「普通の生徒は黒いローブだからね。あと、言い忘れてたけど特待生は授業料免除だから」 「わかりました」 そこまで話すと学園長が 「レオンくん、君はどうやってZランクになったんだい?」 と聞いてきた
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