蒼炎の騎士

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シュン 「さて、報告に行きますかねっと」 そういいながら少年は目の前にある建物に入っていった 建物は【天空】という世界最大の規模を持っているギルドであり、少年が育った場所である 少年が入ると中にいた人達の話し声が絶え、入って来た人物を目に驚きや尊敬の視線が注がれた 「蒼炎様だ!!」 「本物!?」 といった話し声がちらほらと聞こえるが、少年は気にする事なくその部屋を通り、受付の横にある通路から奥に消えていった そして大きな扉の前に着くと、扉をノックして部屋に入っていった 部屋には書類が積まれた机があり、その向こうには青い髪を腰までのばし、緑の目をした確実に美人の部類の女性がいた。 「マスター、任務完了しました」 「お疲れ様、やっぱり蒼炎は早いわね。終わってすぐで悪いんだけど新しい任務を任せてもいいかしら?」 「いいですよ、内容は?」 「学園に通ってくれない?」 「……………え?なっ、なんでいまさら学園になんか!」 少年が慌てながら言うと 「それがね、ギルド最強が学園を卒業してないのはおかしいだろって国から言われてね…」 「そうですか…じゃあしょうがないですね。いつからですか?」 「明日からよ。学園にはもう話してあるし荷物は全寮制だからいらないわ。あと学園長は私の知り合いだからあなたの正体も知ってるからね」 「わかりました。じゃあ明日は早そうですし、失礼します」 そう言って少年は部屋から出ていった
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