暗闇の中の幸せ、そして…

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父「リィート!どこにいっていた。言い様によっては、タダでは、済まんぞ!」 リィート「あっ、えぇっと」 グリフィス「私が、嫌がるリィートを無理矢理連れて行きました。」 父「何!?」 リィート「え!?」 父「もう一度聞く、お前が連れ回したのだな?」 グリフィス「…………はい」 その後、グリフィスは、しばらく説教され、謹慎処分になった。 そして、今俺は、グリフィスの部屋の前にいる……… コンコン リィート「御兄様、起きてますか?」 ガチャ グリフィス「なんだ?リィート」 リィート「昨日は、すみませんでした…………。俺が勝手について行ったのに」 グリフィス「なんだ、そんな事か、別にいいよ。また、一緒に行くか?」 リィート「はい!」 さて、部屋に帰ろう………あっ リズ「外に出ていただと?全く出来損ないの弟達だ!」 誰だコイツ? ああ、長男ね 全然出て来ねぇから忘れてた リィート「あなたには、関係ありません、早く部屋に帰りたいので失礼」 リズ「おっおい、まだ、話は、終わってないぞ。ッチ」 多分あいつ(リズ)は、父親似だな そう思いながら就寝 リズ「くそっ、このままでは、終らせないぞ!」 その次の日の朝、事件は、起こった… 先祖代々受け継がれていた大皿が何者かに割られていました。 父「誰がこの皿を割った?犯人を見付け次第即打ち首にせよ」 リズ「その必要は、ありません御父様、昨日の夜、私は確かに見ました。グリフィスとリィートがこの皿の前で騒いでいて割ってしまった所を」 リィート「え!?」 グリフィス「………」 父「何!?それは、まことか?グリフィス、リィート言い分は、あるか?」 リィート「私は、やっていません。」 父「その証拠は、あるのか?」 リィート「………いいえ」 父「なら、ダメだ」 リィート「そんな………」 グリフィス「お待ち下さい御父様」 父「なんだ、グリフィス?お前は言い分があるのか?」 グリフィス「少し、私の話を聞いて下さい」 そう言ってグリフィスは、不気味笑った………
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