愛しているのに…

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なんであの人は こんなにも僕に 愛しているだの、 好きだの、言ってくるん だろう… 僕が振り向くとは限らないのに… ある日、僕が応接室で 寝転がっていると ドカドカという足音を発てて この応接室に入って来た。 「Kー。ただいま~!」 金色にその人は、性懲りも無く、ここにやってきた。 そこでKは何気なく こんなことを聞いてしまった。 「ねぇ。」 「ん?」 「なんで僕にいちいち 好きとか愛してるとか 言うの?」 「ん?…それはな、少しでもKが思ってくれればいいなと思っているだけだぞ」 そうなんだ… 安心したKはDの腕の中で眠ってしまっていた。
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