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だいぶお腹も目立つように
なって来た。
今日は赤ちゃんの服買いに
行く。
ん~早く生まれて来てや^^
「あぁ~これ可愛いわぁ」
「あっ!これも^^」
「ん~これとこれ!」
あ…後ちょっとで卒業式や
顔だけ出しに行こう…。
あたしは家に買ったものを
置いて学校へ向かって行った
……会いたくないな…。
どうしよう…。
でも、うん…。
頑張ろう。
そして学校到着―…‥
?『…‥サキ…?』
「…えっ…?」
『…その腹…とりあえず
屋上行こう?誰も
おらんから』
「‥お…ん」
びっくりした…。
忠義がおったから…‥
でも、忠義は何かと、
味方してくれる…‥
忠義には…言っても
平気やねんな‥。
大丈夫やんな。
『着いたで。』
「…おん」
『で、腹の子は誰の子なん』
あたしはお腹を押さえた。
そして何も言えなかった…
『新しい彼氏の子なん?』
「ちゃう。」
あたしは首を振った。
『…亮との子供?』
「…ッ…」
あたしは頷いた。知らない
うちに、涙までも出た。…
すると忠義は抱きしめて来た
『気付いてやれんくて、
本間ごめんな…この事、
誰が知ってるん?』
「…すッばるとヨコと
ヒナが知って…るで…」
『そうか。俺もうすぐ
式行かなアカンから…』
「おん…後で見に行くな」
『待ってんで。』
「…お願いやから他の
奴らには言わんとってや」
『おん。わかった(^^)』
忠義…信じてええよな?
本間、ありがとう。
けどやっぱ不安やねん。
もうそろそろ、あたしも
行かなアカンなぁ~…
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