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「おい。女だからって調子に乗ってんじゃねぇよ」
さっきよりも、ドスのきいた声だった。
「服濡らしやがって、私が新しいお世話係です…だぁ?
ふざけんなっ!!」
ついに、キレて机を思いっきり叩いた。
「あのねぇ!!
服が濡れたのは、自業自得でしょ!!
ど~せ、私にかけるつもりだったんでしょ?」
私が、言い返すと男子三人は黙り込んだ。
それは、図星という証拠だ。
「お前、俺達を誰だか知ってんのか?」
その言葉に、私はニッと笑った。
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