160392人が本棚に入れています
本棚に追加
/1107ページ
橋本に対するいじめは高校一年の時に始まった。
小中学校時代、
橋本は自分をヒーローだと確信していた。
顔は美少年、何より勉強、スポーツ、何でも出来た。人は黙っていても橋本に集まり、付いて来る。
橋本はずっと、ナンバーワンしか知らなかった。
橋本は地元の高校には進学せず、より高見を求め、地元を離れた超一流と言われる高校に進学を決めた。
もちろんトップ合格。
自分は落ちるわけなどない
橋本は自信に満ち溢れていた。
最初のコメントを投稿しよう!