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橋本が目立つのは必然だった。
すぐに小、中とトップにいたエスカレーター組、野口に目を付けられた。
皮肉なことに野口と橋本はクラスが同じだった。
もちろん初めは何もなかった。
むしろ小さい頃からエリートコースを歩いてきた野口の目に、橋本は三流が必死になって這い上がってきた、ゴミの一人にしか見えていなかった。
だが
野口は三流に負けた
それが野口の目にすぐに止まった。
それから野口のいじめは始まった。
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