プロローグ

2/4
8人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
  (今日は素敵な夜になるはずだっのに‥) 香澄は夜の街を見下ろしながら一筋の涙を流した。 素敵なホテルに輝いたシャンデリアの下。 彼の口からは意外な言葉が香澄に告げられる。 『別れよう。』 彼、いや元彼の孝輔は食事が終えるとキッパリとした口調で言った。 二人の一年もの関係は、理由を告げられることもなく呆気なく幕を閉じた―‥
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!