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…目が覚める
いつもどうりの朝
ベットから体を起こし、まぶたをこする
「ふんっ ふんっ お、理樹起きたか」
「あれ? 真人、休日なのに早いね」
「おう、今日はちょっと出かけるところがあってな」
「昼間に筋トレできない分、朝のうちにやっちまおうと思ってな」
「一人で出かけるの??」
「いんや、ふん ふん、クド公とだ」
「え、クドと!?」
「おう、おっそろそろ出かけるか」
「んじゃ理樹、じゃあな」
「あ、うんじゃあね…」
そうして、真人が出て行ったあと、少し気になりながらも
朝食を食べるために僕は一人で学食へ向かう
「おっす」
「おはよう」
「おはよう、理樹」
いつものメンバーである、恭介と鈴と謙吾はすでに朝食を食べていた
すると謙吾が
「おや、今日は真人は一緒じゃないのか」
「いや、実は…」
「ん どうした、何かあったのか??」
「うん、真人、今日は出かける用事があるんだって」
「なにー!! だったら今日は五人で遊べないじゃないか!!」
謙吾がとてもガッカリした顔になる
「ところで、その真人の用事ってのは何なんだ??」
恭介は読んでいた新聞を半分に折って置くとたずねてきた
「どうせ、あいつのことだ、筋肉のことだろう」
鈴が、猫をあやしながら答えた
「ううん、なんかクドと待ち合わせしていたみたいだよ」
「なに!! クドとか!!」
鈴が驚いた様子で言う
「まさかクドもアイツみたいに筋肉馬鹿になってしまったのか…」
いや、たぶんそれはないと思う…
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