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「そうだな、俺も自分で言ってて苦しくなってきてたぜ だが、真人を信じるためにも俺たちはあいつらの秘密を暴こう!!」
「あぁそうだな、リトルバスターズは不滅だしな!!」
「あぁそうさ!! リトルバスターズ最高!!」
その後、何度もリトルバスターズ最高!! と謙吾と恭介が叫びまくって
その間に僕と鈴は朝食を終えた。
ていうか、本当にいいのだろうか??
「というわけで、さっそく真人をストーキングだ」
結局、恭介と謙吾の気合に押されて僕たちは、真人がクドと待ち合わせしている、校門まで来ていた
「しかし、普通にストーキングしてもつまらないな… ここはひとつみんなにも集合を掛けてみるか」
そういうと恭介は携帯をとりだし、早速みんなに連絡をとりだす。
……しばらくするとクドと真人を除くリトルバスターズのメンバーが集まっていた。
「ふむ、真人少年とクドリャフカ君の密会とな」
「あぁそうだ」
恭介が改めて、みんなに事情を話す
「ほえ~そんなことになってたんだ~」
「いや~前々から怪しいとはおもってたんですけどねぇ~ はるちんもびっくりですよ」
「井ノ原さんと能美さんですか… でこぼこカップル… ありです…」
みんな思い思いのことを言う
っていうか西園さんと同じこと考えてた僕って…
「なんだか、失礼なことを言われている気がします…」
心を読まれてた!!
「よし、んじゃ恒例の―理樹そっち持ってくれ」
恭介から、横断幕の片方をもらって持つ
「では、第一回 真人×能美の愛を試しまSHOW!! ハイッ拍手!!」
「いよっしゃー!!」
いつもどうり謙吾が一人盛り上がる それにしてもこの謙吾ノリノリである…
「ていうか、そんな風に大声を出したら見つかるのではないか」
来ヶ谷さんが冷静に突っ込む
しかし幸い、真人はこちらには気づいてないようだった
「それに、愛を試せとは一体どういったことをするのだ」
確かに、恭介はいったい何をするきだろう??
「簡単だ、いまから能美と真人はデートに行く、そこで俺たちがあいつらに数々の試練を与えて、
あいつらの愛を試すというわけだ」
ていうか、デートとまだ決まったわけではないんだけど…
「つまり、クド公たちのデートにいたづらしようってことですよね」
葉留佳さんがうれしそうに恭介に尋ねる
「まぁ、おおざっぱに言えばそうなるな」
おおざっぱじゃなくても普通にそういう言う意味だと思う…
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