第一章 始まり

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朝御飯は炒飯で、朝からこれは……思うかもしれないメニュー。 しかし、私は特に気にしない。 ファイのメニューは美味しいので、それ程気にはならないのである。 ファイと言うのは、私、氷月美佳の同居人の煌焔という青年で、ファイは本人曰くあだ名の様なものらしい。 彼の過去を私は詳しく知らないし、聞くつもりもあまり無い。 彼が話してくれるのをずっと待つつもりだ。 私は手を洗うと、席に着く。 「頂きます」 その後、朝御飯をファイと一緒にお喋りにしながら食べ進めた。
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