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「そうだ!妖牙」
「ん?」
母さんは少し落ち着いたらしく立ち上がって鞄をあさる落ち着いたのは僕のおかげ?また寂しくなったら僕が親父の代わりになるからねそう母さんに言いたかっただけど言葉が喉に詰まって出て来ないちょっとショック。母さんは鞄の中から白く光る水晶の様な玉を出した
「これ、パパの片身」
母さんはそれを僕に渡す
「なんで僕なの?母さんが持ってなよ」
母さんは横に首をふる
「パパの遺言でもあるの。パパはそれを肌身離さず持ってたのある秘密があったからそれでねパパは俺が居なくなったらこれを妖牙に渡してくれってその秘密は私に特別ね?って言って教えてくれたの。だけど最初は信じられなかった」
そう言うと母さんはネックレスの様になっている光玉を僕に渡す
「どう?何か見えた?」
「何かって?何にも・・・」
僕がそう言うと何かが僕の前を通ったヒュンって。僕は驚いて後ろにしりもちをつく母さんは笑っていた
『雨龍(うりゅう)平気よ』母さんは誰かを呼ぶ様にタンスの方に声をかける
「かっ母さん?」
「あのこ恥ずかしがり屋さんなの雨龍って言うのよ」
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