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「はいはーい! 静かにー!」
「なぁ翔。なんで美人教師じゃねぇの?」
知るかよ。
「美人教師だったらなぁ~。俺興奮して満点取れるんだけどなぁ~」
俺が冷めた目で見てるのにも関わらず、大輝は変なことを呟いていた。
まぁ入ってきた教師が髭もじゃもじゃでめっさ体育系な大柄な男だったらテンション下がるのは否めない。
「そこ静かにしろー」
「はい、すみません」
「アイムソーリー」
「大輝、発音ちげーよ。アイムソーリーだよ」
麗人のツッコミ入りましたー。
麗人は母親がアメリカ人だから英語の発音にこだわりがあるらしく、俺たちが英語の発音が流暢じゃなかったらいちいち言ってくるイケメンなんです。
俺には違いがまったくわからないが。
「おおそうか。アイムソーリー」
「ソーが違う。ソーが」
「まぁなんかうるさいが元気なのはいいことだ! でも試験始まったら静かにしろよー、俺の首が飛ぶから」
この人はあれなんですね、はい。
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