‐Those who start to run‐

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  「ああ、あとカンニングは卍解を会得できたらしてもいいぞー」  つっこんだら負けだ。つっこんだら負けだ。つっこんだら負けだ。つっこんだら負けだ。つっこんだら負けだ。つっこんだら負けだ―― 「とまぁ冗談は置いといて、他の先生に見つからなかったらしまくっていいぞー。俺は寝るからな。まずは国語だー。じゃあ始めー!」  しょ、職務怠慢だ……!  俺は今までの頑張りは無駄だったのか、と嘆いていると試験が始まった。  えーと……なになに、『ある日成績優秀な高校生が黒いノートを手にする』とな。 『このノートに名前を書かれた人間は死ぬ……』 「…………」と俺。  新世界の神になりたいのですね。そうなんですね。  
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