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四月初旬──うららかな春の昼だった。 新学期が始まり、亮子は中学最後の年を迎えていた。 亮子は給食を終えて、教室で仲のいい友達と昨日観たテレビの話題で盛り上がっていた。 すると、どこからとなく、 夜桜を見に行こう。 という声があがった。
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