8人が本棚に入れています
本棚に追加
「よっ!久々。」
「オッス。慶太」
あれから俺は4日休み久々に学校に来た。
「大丈夫か?山から落ちたって聞いたぞ?」
…‥少し違わないか?
「まぁ、そんなとこだ…」
まだ、体は痛むが動けないほどでは無い。いつまでも寝てるのは性にあわない。
「まぁ、無理するなよ。」
とりあえず…その日は、いつも通りに過ごせると思っていた…
昼を過ぎて次の授業は、移動教室だった。瑞希と教室をでてふと気付いた。
「瑞希、何か匂わないか?」
「え…(クンクン)何も匂わないよ?」
「そうかぁ?草臭いって言うか…(クンクン)」
「って、なんで私を嗅ぐのぉ!!」
ゲシッ
瑞希の強烈なローキックを貰った。その場に座り込むと瑞希が駆け寄ってきた。
「痛たた…純白…」
更にもう一発…さすがに堪えた。すると、後ろから風が吹いたような気がした。
最初のコメントを投稿しよう!