8人が本棚に入れています
本棚に追加
「今日一緒に遊ばないか?」
「ん、いいな!どこに行くか?」
「なに~また二人で悪巧み?」
と、瑞希がやって来た。
「でたな、スパイめ」
和馬は瑞希を疎ましそうに見上げる
「アンタが悪い!しかも、御神木に木の棒くくりつけて…」
瑞希は呆れた様に、和馬の罰当たり行為を話した。
「それよりもさ、最近いい感じのバンド見つけたのよ♪AJISAIっていう…」
キーン・コーン・カーン・コーン♪
「ほら、授業始まるぞ」
和馬は手の平を動かして席に付けと促す
「んもぅ…後で買いに行くからタワレコまで付き合ってよねぇ。」
と、瑞希は去っていった。
「しょうがねぇ…慶太、また今度な」
和馬は瑞希の要求を無視すると後で、とんでもない事になることを知っている。故に、瑞希優先の思考になってしまった
「はいはい、仲のよい御夫婦で…」
「「夫婦じゃない!!」」
二人の息のあった返答がおかしく教室の皆に笑われ顔を赤くした二人だった。
最初のコメントを投稿しよう!