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シワだらけのベッドから起き上がり、足に冷たい感触を感じながら玄関に近付き、明かりをつける……も、スイッチを押しても点かない、どうやら電球が切れてしまったようだ。
私はチッ、と舌打ちし、そばのクローゼットから替えの電球を引っ張りだし、ハシゴに登って電球を替えようするもなかなか照明のカバーが取り外せずにやきもきしていると、
「あっ!!」
バランスを崩して脚立もろとも床にたたき付けられてしまった。
「いっった…」
意識は朦朧としているも、身体は動かない、頭が痛む、どうやら血も出てるようだ。
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