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「ちなみに僕も武器獣だよ」
シルはえっへん、と胸を張る。
「こんなのが何に変身するってんだ…」
優斗はつまらなそうに呟く。
「僕は日本刀に変身するよ。ちなみに剣の状態ならある程度変わる事もできるよ」
「っていう事は…海堂さんの後ろにいるそれも…」
優斗は恐る恐る聞く。
「紅蓮局長でいいよ。君はもう此処の隊員だからね。こいつはクロスっていう奴だ。優斗君の言う通り武器獣だ」
「ちなみに俺は鎚に変身できる。ナンバーは2だ」
紅蓮の後ろにいるそこまで迫力を感じないワニ…もといクロスがそう喋る。
「こいつも喋れるのか…」
優斗は感心するように呟く。
「ちなみにナンバーは強い順番に付けられるんだよ。僕はNo.1、クロスはNo.2だよ」
シルは胸を張ってうんちくを言う。
「強い順番って…何が基準だよ」
「主に学力、運動能力からだよ」
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