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「あれ?優斗帰って来てた…うわぁ!猫じゃん!あんた猫好きだったっけ!?」
二十代前半の黒髪の女性は、シルを見た瞬間急にハイテンションになり、シルをいじくり回す。
「…こいつはうちの姉の黒峰結衣だ」
「…随分と強情な人だね」
シルは苦しそうに言う。
「うわっ!この猫喋るの!?可愛い~!」
結衣は更にシルをいじくり回す。
「んじゃ俺は風呂入るから姉と遊んでもらえ」
優斗はそう言ってリビングを出ていく。
「待ってよ優斗~!助けてよこの薄情者~!」
シルの叫びも虚しく優斗は風呂へ消える。
「さぁ~あたしと遊ぼうね~」
「い~や~だ~!」
こうしてシルの戦いが始まる…!?
「ふぅ…」
現在優斗は湯舟に浸かっている。
「全く…今日は散々だったな」
優斗はそう呟く。
しばらく優斗は湯舟に浸かっていると、
「ヤバい…のぼせた」
優斗はふらふらと風呂を出ていく。
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