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当時7歳の私は内気で、入学してから1ヶ月を過ぎても友達が出来ないでいた。
自分から話し掛ければイイのに、周りの反応が恐くて…
学校が嫌でたまらなかった。
ある日、そんな私に声を掛けてくれたのが美和だった。
美和『ねぇ、何でいつも一人なの?』
里香『えっ…?!』
突然のコトでビックリした私は、美和を見た。
美和『寂しくない?』
(な、何なの急に…でも、事実だし…)
里香『さ、寂しい…』
美和『ねぇ、私と友達になろ』
この子は、私が出来ないコトを
サラッと、やってのけた。
何だか、かっこよく見えた。
この子みたいになりたい…
そう思った。
里香『!?…う、うん!!』
あの時の美和の笑顔。
大袈裟かもしれないけど、あの時の私には天使に見えた。
それだけ嬉しかった。
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