18人が本棚に入れています
本棚に追加
/343ページ
「ひゃ!?、えっ!?」
湯船で考え事をしていたエリカは、自分の乳房をまさぐる手の感触に、思わず声をあげた、
「いいなあ、形は良いし、おっきくて、柔らかいし」
「えっ!?、夏美ちゃん、そんな事ないわよ!?、普通よ、普通ーっ!!」
「普通で、ソレですが!?」
夏美のむくれ顔にエリカは、自らの失言を痛感していた。普通の基準は人によって違うのだ、"スタンダード・自分"を常に意識するのが人間だ。エリカは夏美に気配りを見せる様に、補足する言葉を掛けた。
「大丈夫よ、夏美ちゃん、まだまだ成長の余地はあるわよ!! 」
夏美は、その言葉に目を輝かせ、エリカに抱き付いたのだった。抱き付かれて、バランスを崩したエリカは湯船に沈む。
「あっ!?、ごめんなさい!!、エリカさん」
最初のコメントを投稿しよう!