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「このフネはね、ぶちゃけ地球のモノよ、別次元のモノだけど」
「コイツが地球で製造されたってのか!?」
「少なくとも、そう言った方が通りがいいわね」
そう言ってエリカは、上を見る様に豪一を促した。そこには、全裸の女性がカプセルに納められ眠っていた。
「アレがこのフネの真の持ち主よ……私は彼女の代理人に過ぎないわ」
「じゃあ、何の為にここにいるんだ少尉殿!?」
「このフネを人類から護る為よ!!」
「人類から護る!?、何をだ!!」
豪一は、エリカに鋭い視線を向け、鬼の様な形相で彼女を睨み付けていた。
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