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「あー、エリカお姉ちゃんこの人、焼き餅焼いてるぅ!!」
マリナの指摘に豪一は、身を翻して彼女に鋭い視線を送った。その様子を見て、響子が豪一をたしなめる。
「豪一!!、なにしとるだぁ 小さい子にそんな目付きで睨んで!!」
ルークはエリカから離れると豪一の方へ歩み寄ってくる。彼は右手を豪一の方へ差し出した。
「初めましてで良いかな?Mr.トドロキ……」
「おっ、おおっ、ルークさんだったかな……、あんた」
エリカの夫になるはずだった男との出会いは複雑だった。聞きしに勝るイケメンに何故か嫉妬してしまう。
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