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「三途の川まで呼ばれて、絶望的な状況を伝えられるとはな……」
人類の絶望的な未来を提示され豪一が暗澹たる気持ちで落ち込む中、エリカはアルケミアに人類を利用して何をする気だったのかを尋ねたのだった。
「えっ、人類をどうするかって?、ぶっちゃけ餌とギガント用の材料ね!!」
アルケミアの答えにエリカは戦慄と怒りを覚えていた。
「人類は貴女の玩具ではないわ!!」
「あら、人類ってのは、実に好戦的で興味深い素材よ本当に良い方向に進化してくれたわ、ホモサピエンスという種族は」
アルケミアの実に嬉しそうな笑顔がエリカの怒りに油を注いだ。
「私達をここまで呼んだのは、そんな話しをする為なの!?」
エリカの言葉にアルケミアは口元を歪ませた笑いを浮かべて、ある提案を示したのだった。
「私に協力してくれれば、人類を救えるかも知れないわよ、どうする?」
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