業火の中で……

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アメリカ軍を主軸にした、国連軍は通常兵力による殲滅作戦で対抗しこれを撃退するが、とどめの一撃に、核兵器を使用した事が裏目に出た。 核兵器によるマンホール破壊はマンホールの拡散を意味した。そして、拡散による被害は甚大だった。人類のライフラインの弱体化、工業、商業、農業生産力の低下。 そして、何よりも、問題だったのはギガント達による人類の捕食だった、海向こうの中華人民共和国では、巨人の出現以来、人口が減り続け、遂に人口は3億人にまで減少していた。 日本列島には、幸いマンホールは出現していなかったが、世界情勢を鑑みると、マンホールの出現は時間の問題といえた。 そんな中、アメリカ軍は通常兵力の新機軸としてのヒトガタ重機の開発に着手。わずか一年で製造ラインを立ち上げ、次々と戦場へ、その兵器を送り込んだ。
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